
標高1000mを超える八ヶ岳高原で、フルーツのように甘くジューシーな「八ヶ岳生とうもろこし」を育ててきたハマラノーエンが、開園15周年を迎える。これを記念し、同農園が新たな挑戦として企画したのが、夏の期間限定イベント「ハマラノーエン祭2025」だ。
開催期間は2025年8月1日から8月31日まで。会場はハマラノーエンの直売所「ハマラハウス」。収穫体験から飲食イベント、限定BOXの販売まで──“とうもろこしをとことん楽しむ1ヶ月”が、八ヶ岳の夏に彩りを添える。

生でも甘い、“八ヶ岳生とうもろこし”
「八ヶ岳生とうもろこし」は、長野県・八ヶ岳南麓の澄んだ湧き水と昼夜の寒暖差が育てる、特別なとうもろこしである。とれたての糖度は20度を超え、メロンなどのフルーツよりも甘いと評される逸品。収穫後すぐなら生でかじってもおいしく、パリッとした食感とジューシーさが際立つ。

このブランドは、脱サラして就農した折井祐介さんと柳沢卓矢さんの二人によって2011年に立ち上げられた。気候と土壌に恵まれたこの地で、農業の枠にとらわれず、新たな価値を生むことを志してきたハマラノーエン。現在は年間約30万本以上のとうもろこしを生産・販売。「マツコの知らない世界」、「旅サラダ」などのテレビ番組での紹介や各種受賞歴を通じて、全国にファンを増やし続けている。

「ハマラノーエン祭2025」開催!
そんなハマラノーエンが、開園15周年の節目に開催するのが「ハマラノーエン祭2025」だ。「八ヶ岳の“特別”を味わう、とうもろこしの祭典」をテーマに、体験・販売・飲食の3軸で多彩なイベントが企画されている。

目玉となるのが、「ハマラからの挑戦状 謎解き畑と消えたクロスワード!」と題した体験型コンテンツ。とうもろこし収穫体験と謎解きゲームを組み合わせた、農業×エンタメの新たな試みであり、親子やカップルを中心に人気を集めそうだ。クリアした参加者には景品も用意されているので、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
また、販売イベントとしては、15周年を記念した特別BOX(とうもろこし10本+コーンポタージュ+ドレッシング)の限定販売や、多品種のとうもろこしを揃えた即売会、さらに抽選で賞品が当たる抽選会も開催予定。※抽選会にはイベントチラシの抽選券が必要。
さらに注目は“とうもろこしグルメ”が集まる飲食エリア。ダイレクトに味わう「冷し生とうもろこし」をはじめ、焼き、蒸し、冷製コーンスープ、アイスまで──生とうもろこしの新たな可能性を体感できるラインナップがそろう。もろこし色のキッチンカーによる限定メニューも登場予定で、五感すべてでとうもろこしを味わえる仕掛けが満載だ。

畑を遊びつくす“農業のテーマパーク”へ
今回のイベントでは、とうもろこしだけにとどまらず、畑そのものを“遊び場”として楽しむ仕掛けも用意されている。輪投げや射的、早むき大会、フォトスポット、推しモロ総選挙といった催しが並び、まさに「畑の縁日」といった趣である。
会場の「ハマラハウス」では、農園オリジナルグッズやとうもろこし加工品、さらに近隣農家やクラフト作家の品々が揃うマルシェも同時開催。生産者との交流や、地域とのつながりも体験できる点が、このイベントのもう一つの魅力といえる。


ハマラノーエンは、「農業をもっと自由に、楽しく、開かれたものにしたい」という想いを原点に歩んできた。植え付け体験や畑ヨガ、畑キャンプ、さらには都心へ移動式農園を届けるなど、独自のアイデアで農と人との距離を縮めてきた。今回のイベントも、そうした姿勢の延長線上にある。
「畑=作業場」という常識を軽やかに飛び越え、畑そのものを遊び、学び、味わう場へと変えていく──。
そんなハマラノーエンの15年目の“収穫”を、ぜひ現地で味わってほしい。

「ハマラノーエン祭2025」
- 【日程】2025年8月1日(金)〜2025年8月31日(日)
- 【場所】ハマラノーエン「ハマラハウス」
- 【料金】入場無料

DATA
ハマラノーエン
【エリア】長野・茅野市
【住所】茅野市玉川
【他】最新情報は公式Instagramまで(こちらをタップ)