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実家のパン屋に再集結!「北杜三兄弟」を訪ねる<あつたま製パン・Pâtisserie Atsutama・BRASSERIE REGOLITH>

2026.1.16 食べる
昔ながらのパン工房と肩を寄せ合うように佇むパティスリー&ブラッスリー。お互いに協力しながらそれぞれの店を営む北杜3兄弟をご紹介。

おいしく安いパンで地域の人々を笑顔に<長男・パン屋>


高根町で生まれ育った小島聡さん、健さん、康さんの3兄弟。『あつたま製パン』を継ぐ長男の聡さんは「もとは実家だったところですが、弟たちが店を出したいということで、ここで一緒にやろうと話が決まりました」と笑顔だ。


『あつたま製パン』の創業は今から約70年前。聡さんは3代目だ。「幼いころから父の仕事を間近で見てきた」と話し、父と同じく学校給食のパンを中心に作り続ける。「子どもたちがおいしく食べられることを常に意識して、無添加で柔らかいパンづくりを心がけています」。また、隣のパティスリーで販売する菓子パンや食事パン、ブラッスリーで提供するハンバーガーのパンも焼くなど、兄弟ならではの協力体制も万全だ。

パティスリーで販売するパンはどれもリーズナブル。「お客さんに喜んでもらいたいから、あえて値段は上げません」と聡さん。「お客さんに喜ばれるパンを作りつつ、弟たちとも相乗効果が生まれるようなことをやっていけたらいいと思っています」。

日々の暮らしに寄り添う田舎のケーキ店が目標!<次男・洋菓子店>


『パティスリー・アツタマ』の店主、健さんは結婚を機に独立を考え、北杜市へ戻ってきた。「最初はパン工房の片隅でシュークリームを販売していました」と話す健さん。しかし片隅での販売が次第に手狭になり、ちょうど康さんが独立開業を希望していたこともあって、実家の改装へと踏み切った。


「父も兄も僕たちのやりたいことを応援してくれるので、安心して仕事ができます」と健さん。一緒に洋菓子作りを行う奥さんの聡美さんも「お互いに尊重しあい、それぞれの家族を大切にしている。その距離感がいいのだと思います」と話す。

健さんが作る洋菓子は、生地やクリームもすべて一から手作りしており、毎日作りたてを並べることにこだわる。シュークリームやカヌレなど、肩肘を張らない品揃えだ。「普段のおやつにも、みんなが集まる時のお祝いのケーキにも、それぞれの暮らしに寄り添える田舎のケーキ屋さんでいたい」と健さん。

自分のリズムで丁寧に作るランチを提供<三男・ハンバーガー屋>


末っ子の康さんもまた東京のレストランで腕を磨いた後、独立するために帰郷。「兄たちと一緒にやることになってよかったと素直に思っています。仲がいいし、1人だったらきっと大変だったから(笑)」。新メニュー開発のときは、兄たちにアドバイスを求めることもあるという。「兄弟だからおいしい、まずいははっきりいってくれます(笑)参考になりますね」。

康さんが手がけるのは、地元の新鮮な食材を使うサンドイッチやハンバーガーが中心のランチだ。調理だけではなくサービスもすべて1人で行う。「お客さんと話をしながら、味の好みに対応していくのも作り手としては楽しいです」と康さん。とはいえ、テイクアウトや夜の宴会対応など日々忙しい。それでも自分のリズムで仕事ができるのは幸せだと話す。「窓の外に広がる風景を見ながら仕事ができることに癒やされる。仕事が終わった後に子どもとのんびり遊べるのも、東京では叶わなかったと思います。兄たちと一緒に仕事ができてよかったと思っています」。

DATA

あつたま製パン
【エリア】山梨・北杜市
【住所】山梨県北杜市高根町村山北割3268

【電話】0551・47・2064

【営業時間】10:00〜17:00

【定休日】日、月ほか不定休 ※詳細はInstagramを確認

【他】あつたま製パン 公式Instagram(こちらをタップ)


Pâtisserie Atsutama

【電話】080・5455・2064
【営業時間】10:00〜17:00

【定休日】日、月ほか不定休 ※詳細はInstagramを確認

【他】Pâtisserie Atsutama 公式Instagram(こちらをタップ)

BRASSERIE REGOLITH

【電話】050・3704・2201
【営業時間】10:00〜17:00

【定休日】日、月ほか不定休 ※詳細はInstagramを確認

【他】BRASSERIE REGOLITH 公式Instagram(こちらをタップ)

この記事を取材した人
ライター小山芳恵
ライター 小山芳恵
ライター生活四半世紀。八ヶ岳に出合ってその魅力にはまり、ライフワークの一環として八ヶ岳デイズに携わる。

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