
アート複合施設GASBON METABOLISMに、新しくカフェができた。この場に集う人が生む空気感から導き出したカフェのたたずまいは、訪れる人をひきつけている。
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リアルな出会いをメタボリズムするカフェ
友人を介してGASBON METABOLISM代表の西野慎二郎さんと繋がっていた真子舞さんは、以前から西野さんにカフェを併設する機会があれば入らせてほしいと相談していた。2025年春、急展開でオープンすることになり、ともに移住してきた次女・海里さんや、建築を学びDIYもできる頼もしい友人の協力を得て、開業にこぎ着けた。

21歳と若いが、落ち着いて店を切り盛りしている海里さん。編み物アーティストの顔も持つ。
鎌倉時代と同じことをやろうとは考えず、店の切り盛りも海里さんに任せた。「私の原動力は、楽しいかどうか。本当に心に響くものはリアルな世界の積み重ね。ここはアーティストをはじめいろんな人が行き交う場所で、楽しくやれる仲間と出会えます」。

大きな開口部で外に意識が向くカフェスペース。外壁に沿って北杜イチ長いカウンターをつくろうかと構想中。

GASBON METABOLISMは工場跡を活用したアート複合施設。広大な空間でアートを味わえる。
cafe坂の下でできないことをやる〝B面〞として「HALENOVA(ハレノバ)」というカフェ&ギャラリーも運営していた舞さんは、似通った刺激的な空気をこの場に感じ取り、「HALENOBON」と命名した。「内部はアート作品でメタボリズム(新陳代謝)して鎌倉時代と同じことをやろうといるので、私たちは外に向かってメタボリズムしていきたいですね」。

(写真奥から時計回りに)タピオカミルクチャイ(¥750)、ミックスベリーホワイトチョコマフィン(¥400)、オーツミルクラテ(シングル/¥650)、ルバーブマスカルポーネパイ(¥400)。

パン屋「チェチェメニ」の特製チャバタをつかった「Today’s Sandwich」(¥1,150)。この日はベトナムのバインミースタイル。

「マンゴーパッションスムージー」(左/¥800)はマンゴーが丸ごと1個分使われている。右はノンアルコールモヒートの「VIRJIN MOHITO」(¥700)。

地粉とグラスフェッドバターをつかった生地と、季節の果物などを組み合わせたパイ、マフィン、 スコーン(いずれも¥400)などが並ぶ。「よりヘルシーなスタバを目指しています。ストイックになりすぎず、時にはジャンクでもいいから、手をかけたものをおいしく食べてほしい。バランスを大事にしたいです」。
真子舞さんが2025年秋にオープンした、リトリート施設とB&Bを兼ねた「canoe retreat&stay」の記事は近日公開予定。
DATA
HALENOBON Cafe
【エリア】山梨・北杜市
【住所】山梨県北杜市明野町浅尾新田12 GASBON METABOLISM内
【電話】0551・30・4090
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】火、水
【他】HALENOBON Cafe 公式Instagram(こちらをタップ)
この記事を取材した人
ライター 栗本京子
大分県出身。2016年に東京から長野県に移住してフリーランスに。台所・料理・食べることが三度の飯より好き。
カメラマン 篠原幸宏
1983年生まれ。20代後半の旅をきっかけに写真を始める。現在、長野県を拠点に活動中。









