ランチも昼飲みも居酒屋使いもOK
韮崎市街ののどかな田園風景を望む、一軒の民家。扉を開けると古めかしい外観とは裏腹に、広々とした吹き抜けの土間には洒落たバーカウンターがあり、懐かしくもどこかモダンな座敷には、こたつもある。「人が集まる場所にしたかったのです」と話すのは、主人の西谷泰治さん。東京でバー居酒屋を営んでいたが、駅前の再開発で立ち退きに。コロナ禍のタイミングもあって、趣味のアウトドアも満喫できるこの場所に移住を決めたという。
ゆっくりとくつろげる広い座敷。
店の魅力は、ランチから夜の居酒屋使いまで、多彩に利用できるところだ。ランチは旬の食材を使った3種類の定食が評判を呼んでいる。自家製の西京味噌に漬け込んで焼いた銀ダラや甲州ワインビーフを使ったジューシーなハンバーグなど、いずれも手が込んだひと品だ。「トマトチキンカレーも人気ですよ」と西谷さんが話すように、クミンやガラムマサラで仕上げるオリジナルスパイスをふんだんに使ったカレーもスパイシーで食が進む。米は、地元で栽培されたものを仕入れて土鍋で炊き上げる。ふっくらとして艷やか、甘味のあるごはんはおいしいおかずの名脇役だ。
土間のバー カウンターは西谷さんの手作り。
夜は囲炉裏を囲んで、干物を炙りながらゆっくりと酒が楽しめる。また裏庭の芝生では、持ち込みでバーベキューができるという。「夏は竹やぶから竹を切り出して流しそうめん、秋は栗拾いも楽しんでもらおうと考えています」と話す西谷さんの言葉に、心が躍る。
肉汁 たっぷりのとり天¥700は生ビール¥700と好相性。
圭子さんが九州出身ということもあり、
かしわ飯などの郷土料理が登場することもある。
「地元の人はもちろん、以前の店からのお客さんも家族と一緒に来られるような場所を作りたい。これから自分で時間をかけてDIYしながら、土蔵もバースペースにする予定です」。西谷さんの思いとアイデアは無限大だ。
店主ご夫妻 西谷泰治さん、圭子さん
看板犬のランちゃんもお出迎えします!
DATA
- WHITE BASE
- 【エリア】山梨・韮崎市
- 【住所】山梨県韮崎市円野町入戸野1129-1
- 【営業時間】 11:00~21:00
- 【定休日】月、火、日(ランチ営業のみ)
- 【その他】instagram.com/nirasaki.white.base/
この記事を取材した人 ライター 小山芳恵 ライター生活四半世紀。八ヶ岳に出合ってその魅力にはまり、ライフワークの一環として八ヶ岳デイズに携わる。 カメラマン 松井 進 大阪生まれ。山岳と建築写真を中心に活動しており八ヶ岳デイズの撮影にも携わる。