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自然に抱かれながら心と体を開放する癒し体験
「KIKIリトリートベース」

2022.6.26 体験する

 リトリート、という言葉をご存知だろうか?忙しい日々から少し離れ、疲れた心や体を癒やして自分自身と向き合う時間のことだ。

 八ヶ岳の森の中でリトリートを行う『KIKIリトリートベース』には、自然の中で心を見つめ直し、自分をリ・デザインするために人々がやってくる。

アーシングを体験し、森で心と体を解放する

 「周りにあるさまざまなノイズを一旦遮断して、大自然に抱かれ、自分を緩めて五感を開いていく。自然に回帰し、自分自身の軸をより深く意識することで、本当の自分らしさを見つけることができると思います」と話すのは代表の林なつ子さん。八ヶ岳西南麓の自然やエネルギーに魅せられ、2020年からここでリトリートプログラムを開催している。

 ベースのプログラムは1泊2日だ。まずは森の中に移動して、軽くウォーミングアップをした後にアーシングを体験する。アーシングとは、裸足で森を歩くことだ。「私たちの体には電磁波が蓄積されています。裸足で土に触れることで、足元からその電磁波を取り去っていくのです」と林さん。裸足で触れる森の土はふかふかで温かく、それだけで心地よい。草や小石などを足の裏に感じることで、全身の感覚も研ぎ澄まされていくようだ。

 アーシングの後は、セラピー体操で体をリセット。「自分の息遣い、感覚をしっかりと感じてほしい」という林さんの言葉どおり、意識すると自分の心もだんだん無になり、気持ちがいい。

火が人と人をつなぐ、森の焚き火時間

 約1時間の森歩きを楽しんだ後は、お待ちかねの“森のコーヒー時間”だ。焚き火を囲み、その場でガイドが焙煎し、挽いた豆で淹れるコーヒーを飲む。都会のカフェで飲む一杯とは違い、小鳥のさえずりや木漏れ日の中で楽しむコーヒーは極上の味わいだ。ともに火を囲む人たちとたわいもない会話を楽しんでもいいし、何も話さずじっと火を見つめるだけでもいい。心は十分に解き放され、癒やされていることに気づく。同時に、火が自然と人、人と人をつないでいることにも気づかされる。

 また、八ヶ岳に移住した人と都市の人を結ぶ場として「焚き火の会」も開催。自ら火を起こすという原始的な活動を通して、生きる力を養うこともできる。

身土不二の料理で、地元の恵みを堪能する

 2日間のプログラムでは、管理栄養士の若宮美香さんによるディナーも味わえる。若宮さんもリトリートと出合い、気づきを得たひとり。「自分らしく生きていきたいと思うようになりました」と話し、時折ここで腕を振るう。

 料理のコンセプトは「人と土地と食材」だ。身土不二の考え方(人間の体と土地は切り離せない関係にあり、その土地でその季節にとれたものを食べることが健康に良いという考え方)をもとに、八ヶ岳の旬の食材をふんだんに取り入れ、体に優しいメニューを考案する。いずれも素材の滋味が感じられるものばかりで、体の隅々までその栄養とパワーが行き渡るようだ。

 プログラムには他にも、なりたい自分のビジョンを描くビジョンマップ作成会などがある。心も体も疲れている、と感じているなら、一度自然回帰して自分の中にある本質を見直すことが大切だ。

教えてくれた人

代表/カウンセリングデザイナー
林 なつ子さん
岐阜県出身。これまでに300以上の企業に対して経営理念を視覚化するプログラムを展開。2020年に八ヶ岳に移住し、『KIKI八ヶ岳リトリートベース』を創設。

DATA

  • KIKI八ヶ岳リトリートベース
  • 【エリア】長野・原村
  • 【住所】長野県諏訪郡原村6158-3
  • 【他】kiki-retreat.com
この記事を取材した人

ライター 小山芳恵
ライター生活四半世紀。八ヶ岳に出合ってその魅力にはまり、ライフワークの一環として八ヶ岳デイズに携わる。


カメラマン 篠原幸宏
1983年生まれ。20代後半の旅をきっかけに写真を始める。現在、長野県を拠点に活動中。