地元の素材で作る マイルドなひと皿
茅野市内で6年以上、日本料理の居酒屋を営む主人の堀田偉文さんが、「ランチで提供したいと思っていたスープカレーをぜひ味わってもらいたい」と自宅を改装して専門店をオープン。靴を脱いで上がる店内は、まさに誰かの家に招かれたような居心地の良さだ。
「北海道や東京などの専門店を訪れて、いろいろなスープカレーを食べ歩いて研究しました」と話す堀田さん渾身のスープカレーは、ハーブや香辛料を駆使して作る本格派。「スパイスはお互いが主張しあわないように、独自で調合します」と堀田さんの言葉どおり、 どのスパイスも突出することなく味と香りが層を織りなし、マイルドな味わいだ。コクと旨味があり、余分な脂を加えずに仕込むのでサラリとして食べやすい。カレーの表面が見えないくらいにたっぷりと盛られた色とりどりの野菜は地元の農家のものを中心に使用。採れたての野菜が持つ甘味や苦味を壊さぬよう、素材によって火の入れ方を変えるこだわりようだ。
スープカレーは全部で4種類。天然ハーブを飼料に配合して育てられた信州ハーブ鶏、放し飼いでストレスなく育てられた八ヶ岳放牧豚、新鮮なシーフード、牡蠣のいずれもカレーとの相性は抜群。ゆっくりとスープカレーを味わった後は、旬のフルーツが入ったフルーツティーを。紅茶に詳しくアロマの資格も持つスタッフが丁寧に入れる一杯は贅沢な味わいで、甘く優しい香りに、身も心も癒やされる。テラス席では愛犬連れで食事を楽しむのもおすすめだ。
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DATA
- スープカリー茶房 和月
- 【エリア】長野・茅野市
- 【電話番号】080・5556・6207
- 【住所】長野県茅野市泉野6645
- 【営業時間】11:00~15:00
- 【定休日】月
この記事を取材した人 ライター 小山芳恵 ライター生活四半世紀。八ヶ岳に出合ってその魅力にはまり、ライフワークの一環として八ヶ岳デイズに携わる。 カメラマン 高島裕介 カメラマン歴22年。八ヶ岳の自然に魅了されて、八ヶ岳デイズの撮影をライフワークとしている。