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世界初!水耕栽培で育てた 桑の葉を使うお茶とおやつ

2023.10.13 食べる

健康効果が期待でき 優しい甘さの桑甘露

水耕栽培で桑の葉を栽培し、オリジナル製品を手掛ける株式会社モレラ直営のカフェ。「桑の新芽には血糖値の抑制が期待されます」と話す代表の福島知子さんは、もともと電子機器の会社を営んでいたが、仕事のつながりで野菜工場の存在を知ったと話す。「環境が整った野菜工場なら、季節を問わずいつでも新鮮な野菜を育てることができます。病気でなかなか食べられなくなった主人に、常に体にいいものを食べてもらいたいという思いで、新潟薬科大学と共同で桑の葉の水耕栽培を研究し始めたんです」と福島さん。

福島さんは「いくら体に良くてもおいしくないとストレスになる」と、ミネラル成分をたっぷりと吸わせた桑の葉「サラ桑」を栽培。そのサラ桑に静岡産の川根茶をブレンドした桑そう甘かん露ろ を開発し、カフェのメニューで提供する。青葉独特の苦さや飲みにくさはなく、ほのかな甘味と清々しい香りが口の中に広がり、体がすっきりと整うような味。桑の葉は高い抗酸化力を持ち、肌質や便通の改善、体内の脂肪の分解も期待できるとあって、リピーターも多いという。

また桑甘露を使ったおやつも評判だ。小麦粉や卵、牛乳は使わず、長野県産米粉とてんさい糖で作るサラ桑もちもち饅頭は、その名の通りもっちりとした食感。「桑の葉はムチンが多く、カットすると糸を引くような粘り気があるので生地ももっちりと仕上がります」と福島さん。中には優しい甘さのあんもたっぷりと入り、食べごたえ抜群。「秋になったら、桑甘露を使ったスノーボールクッキーなどの焼き菓子も登場予定です。サクサクとした食感で、甘さは控えめの体に優しいおやつです」と語る福島さん。コーヒーや桑甘露と一緒にぜひ味わってみたい。

  • 雑貨&おやつの店 さらくわ
  • 【エリア】長野・諏訪市
  • 【電話】0266・52・1198
  • 【住所】長野県諏訪市高島1-13-9
  • 【営業時間】10:00~17:00
  • 【定休日】土、日
    • 【その他】1198.co.jp/cafe-sarakuwa/

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