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「八ヶ岳ファミリー移住」 の正しい始めかた

2024.3.8 働く暮らす

ここ数年で働き方の概念が大きく変わり、 パンデミックの終結を見据える今、 改めて地方移住や二拠点生活を考える人が増加している。 昨今の八ヶ岳への移住を知るプロフェッショナルに ファミリー移住について聞いた。

八ヶ岳へのファミリー移住をすすめるワケ

 美しい自然が広がる八ヶ岳エリア。治安が良く、地域の助け合いや子育て支援もあり、自然を楽しめるスポットも多いため、子育てファミリーに人気の移住先である。
今、移住を検討しているなら、何から始めるべきなのか?

 「まずは夫婦や家族でじっくり話し合うこと」と話すのは、自らもファミリー移住の実践者である天惠不動産の森岡保紀さん。最初に考えてほしいのは、親の仕事と子どもの学校のこと。仕事はリタイア後、学校は進学先も考えたいところだ。次にコミュニティー、交通、気候など地域の特性のこと。冬季の車の運転といった都会生活と異なる部分は必須。それらを話し合うことで、住まいのタイプもイメージしやすくなるそうだ。「話し合いによって、自分の望む生き方が分かります。家族の未来を描く良い機会なので、たとえ、ぶつかっても悪いことではないですよ」と、自身の経験を振り返ってアドバイスしてくれる森岡さん。話し合いは、次の2点にも気をつけてほしいと言う。一つは「今の暮らしが好きじゃない」というマイナスの発想ではなく、「自分や家族ならでは」「八ヶ岳ならでは」を考えて、積極的な夢を描けることがベストだという。もう一つは子どもを優先しすぎず、親の主体性を大事にすること。成長中の子どもは考えの変化も早いので、家庭を引っ張っている夫婦の気持ちを軸に判断する方がいいそうだ。

 人気の移住地である八ヶ岳も、一つの地方都市に変わりない。都会生活には無かった手間のかかる出来事に出合った際に、「それを不便や面倒と捉えるか、ここならではの面白さと捉えるかで、住み心地は違います」という森岡さんの言葉が印象に残った。

天惠不動産とは

移住の実践者でもある代表の森岡さんが、これまでの 経験と地域に根付いた情報でアドバイス。「八ヶ岳なら ではの暮らし」と「お客様のストーリーを大切に」という視点を持って、移住希望者の要望に応えてくれる。

  • 【エリア】山梨・北杜市
  • 【電話】050・5326・8753
  • 【住所】山梨県北杜市白州町白須1601-19
  • 【その他】tenkeifudousan.net
教えてくれた人

天惠不動産 
代表 森岡保紀さん
大阪からファミリー移住を果たし、長年続けた不動産業を開業。自身の経験をもとに、移住者目線で八ヶ岳の暮らしの提案をしている。
この記事を取材した人

ライター小嶋かおり
愛知県の山間部出身で、自然のなかで遊ぶことが大好き。それゆえ八ヶ岳の人々の暮らしに興味津々で取材をしている。



カメラマン 松井 進
大阪生まれ。山岳と建築写真を中心に活動しており八ヶ岳デイズの撮影にも携わる。

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